ペルー・ボリビア(ウユニ塩湖)へ賢く旅する方法(1) 飛行機手配編

ペルー・ボリビア(ウユニ塩湖)へ賢く旅する方法(1) 飛行機手配編

日本の反対側、南米ー憧れませんか?

でも北米のように直行便が飛んでいるわけでもなく、少しハードルが高い印象はありませんか?

私もそうでした。

南米ってなんか怖いイメージ・・・でも結局飛行機が飛ばなくなることもなく、荷物も行方不明にならず、トラブルに巻き込まれることもなく無事に帰ってきました。

今回初めてペルーとボリビアに完全個人手配旅行した時の記録を数回にわたって書きたいと思います。

マチュピチュ(ペルー)に近い街、クスコで一番大きな広場”アルマス広場”の夜

1.飛行機の手配

 まず大前提ですが、旅の計画はしっかり立てましょう。飛行機は値段を抑えるために10ヶ月〜8ヶ月前くらいに予約しておくことをお勧めします。

 個人手配旅行の場合、特に綿密な計画が必要です。

 代理店に任せるならそこまで計画は必要ありませんが、代理店に任せるととにかく高いです。

 私もHISで見積もりをとってみましたが、ペルー(マチュピチュ)とボリビア(ウユニ塩湖)への11泊13日の旅で、1人あたり110万円でした(2019年当時)・・・結果個人手配にすると、同じルートで飛行機・ツアー・宿泊代諸々全部コミで1人あたり51万円に押さえることができたので、個人手配旅行の方がコスト的にはおすすめです。

 しかし、個人旅行はとにかく全部自分で組み立てるので、労力はかかります。

 特にマチュピチュまでは乗り換えが最低2回は発生します。飛行機の手配を間違うと大変なことに・・・

 飛行機の手配をする際は、下記ポイントを押さえると良いと思います。

 (1)現地時間で何時に到着、何時に出発の飛行機か(日付をまたぐ場合もあるので慎重に)

 (2)中継地点で宿泊の必要はあるか、宿泊の場合は宿泊先の手配、宿泊先と空港間の交通手段の把握

◆日本からペルー(リマ)までの飛行機

 ちなみに日本から出発するならオランダ回りか、アメリカ回りのどちらかが便数も多く、中継の数も少なくておすすめです。予約はもちろん航空会社のHPから直接行います。大きな航空会社だと日本語で案内してくれます。

 私はKLM航空のオランダ回りで行きましたが、アムステルダムで1泊して観光もでき、遅延もなくスムーズにリマまで着きました(リマまでKLM航空、アムステルダム中継です)。

 ウユニ塩湖で日本人旅行者何人かと話したのですが、荷物がどこかへ行ってしまったり、飛行機の遅延が2日間(!JFK空港で缶詰だったそうです・・・)もあった、と困っていたのは皆ニューヨーク経由の方でした。オランダ経由の方は私たち以外見つけられませんでした。

◆ペルーからクスコ(マチュピチュ最寄りの空港)までの飛行機

 ペルーからクスコまではLATAM航空を使いました。

 予約は、LATAM航空のHPから直接行いますが、もちろん日本語の案内はないので、適宜翻訳しながら予約します。

 アエロメヒコ航空かLATAM航空で迷いましたが、アエロメヒコ航空は2019年当時直近で飛行機事故を起こしていたので、避けました(笑)

 ちなみにクスコの空港は標高3,310メートルにあり、飛行機だといきなり海抜0Mのリマから到着することになるので、ここから高山病を発症する可能性が高いです(別記事で書きます。バスで行くルートもあるみたいです。その方が徐々に体が慣れるので、高山病は発症しにくいそう)

 クスコからマチュピチュに出発するのですが、クスコに拠点を置くか、そのままマチュピチュに行ってしまうかは好みだと思います。私たちはまずクスコで1泊、次の日マチュピチュで1泊、またクスコに戻って1泊しました。この点も別記事に書きますね。

◆クスコからラパス(ボリビア)までの飛行機

 ウユニ塩湖を目指そうと思えば、飛行機だとラパスを経由しないといけません。所要時間は約1時間です。バスだと17時間以上かかるみたいです。

 ラパスのエルアルト空港は、世界一標高が高い国際空港で、なんと4,061Mの高さにあります。富士山よりも高い(笑)私たちはウユニ行きの空港にすぐ乗り換えたので、滞在時間は30分程度でしたが、おそらく1泊するとひどい高山病になっていたと思います(汗) 

 使用した航空会社はAMAZONAS航空。HPを見て不安でしたが、ちゃんとした航空会社でした。飛行機はちっちゃかったですが。ちなみにこの飛行機に乗ってたのは7割日本人(笑)カラフルで南米っっぽい機体。

◆ラパスからウユニまでの飛行機

 これもAMAZONAS航空。クスコ→ラパス→ウユニまで一括して飛行機取りました。ラパスからウユニまで所要時間1時間。

 ウユニ空港の標高は3,672Mです。クスコよりも高い標高のため、私はウユニ空港からホテルに向かうホテルお迎えの車の中ですでにめまいが始まってました。

 なのでウユニ空港から宿泊先までの交通手段は絶対に事前に確保しておいた方がいいです。飛行機が到着すると、タクシーが一斉にいなくなってしまうので、宿泊先からお迎えしてくれる所だと安心ですね。高山病が始まっている中、交通手段を現地で探したりタクシーを待つのは非常にしんどいです。

 ちなみにウユニ空港、地面がアスファルトではなく土です(汗)飛行機が離着陸の時には土ぼこりが立ちます。

2. 飛行機の料金大公開

(1)KIX(関空)→LIMA(リマ)→KIX(関空):189,140円  

   ※関空からリマ(アムステルダム経由)、帰りのリマから関空(パナマ経由)までKLM航空で一気に往復でとってます

(2)LIMA(リマ、ペルー)→CUSCO(クスコ、ボリビア):7,377円

   ※こちらはLATAM航空。中継なし。

(3)CUSCO(クスコ、ボリビア)→UYUNI(ウユニ、ボリビア):40,605円

   ※クスコからラパス(ボリビア)経由でウユニまでのAMAZONAS航空

(4)UYUNI(ウユニ、ボリビア)→LAPAS(ラパス、ボリビア):16,760円

   ※同じくAMAZONAS航空。帰りはクスコではなくラパス直通です。

(5)LAPAS(ラパス、ボリビア)→LIMA(リマ、ペルー):25,838円 

   ※LATAM航空。中継なし。そして(1)のKLM航空の復路に繋がります。

▶︎往路・復路合わせて 合計:279,720円 (2019年2月のフライト)予約は2018年6月にしました。約9ヶ月前ですね。おそらく早割など効いていたと思います。

ここまで行きの飛行機手配について、ズラーっと書いてきました。帰りの飛行機も基本的に同じルートですが、せっかくなので私はパナマを中継地にできるKLMの便を選んで、1泊しました。これについてもまた書きますね。

次の記事からは、どうやって現地ツアーを予約したのか、その街での過ごし方など書いていきたいと思います。